松茸シーズン・specialプラン 2024年10月


この夏の暑さには閉口しましたが、10月に入って気温・湿度ともにようやく安定。松茸シーズン到来です。

写真は、当宿 板ボス(山歩きの達人)太鼓判の今秋の松茸です(10/4撮影)。

上記 秋限定(10月中を予定)のspecialプラン、ぜひ旬の味覚を楽しみにおいでください。

ご予約をお待ちしております。

お泊まりいただいたお客様には、特別価格で採りたての松茸をお分けいたします。

(何分にも自然の恵、お分けする分は前日の収穫の様子によってになりますので、ご準備できない場合にはご容赦いただければ幸いです)

 

ー 板ボスより ー

その日の天気や山の様子を見ながら、午後は暗くなるまで毎日のように山へ出かけております。

通常のご宿泊希望のお客様にはたいへんご迷惑をおかけいたしますが、その分、翌朝は腕によりをかけた松茸料理をお出しいたしますので、そちらを楽しみにぜひお出でください。

松茸シーズンが終わるころには、目の前の大槌湾の魚も脂がのってより美味しいシーズンになります。お造り、煮物、鍋などさまざまなお料理をご用意してまいりますので、引き続きご贔屓のほど、よろしくお願いいたします。

 




根浜海岸をのぞむ漁師の宿

 「民宿 前川」がオープンしたのは、昭和45年の岩手国体(第25回)の少し前。もう50年近く前になります。

 目の前に広がる大槌湾で獲れるおいしい魚を多くの人に食べてもらいたくて、波音を子守唄に育った腕利き漁師の父さんと、元気はつらつ料理好きな母さんとで、この宿を始めました。

 

 

 春、まだ浅いころから始まるワカメの収穫。マスやカニも揚がります。夏はウニ、ホタテ、ホヤ。イワシやソッコ、ハモもうまい。秋はサケはもちろん、冬に向かってタコ、カレイ、カマスにホタテ。四季折々、まだまだたくさんの地魚が獲れます。

 その日の漁のつごうで、晩のお食事に何が出るかは、お楽しみ。漁師宿ならではの気取らぬ一軒家ですが、根浜海岸を見渡せる絶景とうまい魚、そして笑顔で精一杯のおもてなしをさせていただきます。

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 東日本大震災時にはこの根浜集落も津波被害にあい、ゼロからの出発になりました。高台に民宿を再開できるようになるまでに、約3年。昨年(2017年)には地域のみなさんも集落に戻り(高台移転)、それぞれがようやく「わが家」で新年をむかえ、安心した生活を送れるようになりました。

 ここまで復興できたのも、全国各地のみなさまからのたくさんのご支援やご協力があったからこそ。その感謝の気持ちを忘れずに、これからもみなで力を合わせて地域を盛り立てていきたいと思っています。

 復興に向かう三陸沿岸、釜石、そして根浜へ、ぜひお越しください。

          民宿 前川  前川昭七・良子